自我
4月27日
列车的车厢轻轻地晃动着,汽笛将他从沉眠中唤醒。车窗外的景色早已披上了暗色的面纱,闭眼之前的美丽风景已经很难辨认。还处在刚刚醒来的朦胧之中,他下意识看了看摆在面前的时钟。时针悄然指向了左半边,夜晚的行进比他想象的要快很多。
囚人とYさん part.1
第一日目
いつからなんだろうか、彼がこの狭い牢獄に閉じこまれたのは。振り返ってみれば、たぶん十年近くだろう。時間的にはずいぶん長い間だが、周りの環境は大きな変わりがなかった。狭くて、絶望感が満ちている監房はそのままだし。冷たい鋼の檻が静かに外の世界を隔絶した。こんな牢獄での生活はそんなに悪くないと思ったのは、鎖が掛けていた時間が長すぎて、魂がもう逃げることを考えられないからかもしれない。思想と活力がどんどん削られたら、拘束されることも慣れたわけだ。時間はただ、無意識の中で急速に流れ行った。彼が振り向いた時、この閉鎖な空間でもうこんなに長くいたことを、初めて気付いた。